• X
  • facebook
  • line

天然トラフグ「福とら」調理技術磨く 相馬、冬の名産へ市内料理人ら

2025/11/04 08:50

トラフグの調理技術を学ぶ参加者

 天然トラフグ「福とら」の調理技術講習会は10月29日、相馬市の千客万来館で開かれ、料理人が地元の新たな冬の味覚のPRに向けて腕を磨いた。市「福とら」活用推進協議会の主催。

 割烹(かっぽう)やましたの鈴木光二さんと東京・浅草から相馬に移住したふぐ料理人岡本力三さんが講師を務めた。市内の旅館や飲食店、水産加工会社から約10人が参加。除毒処理された身欠(みが)きに包丁を入れ、炊き込みご飯やしゃぶしゃぶ、ひれ酒などを作った。岡本さんは薬味作りの技も伝えた。

 同協議会は、トラフグ漁が始まる10月と29(ふく)の語呂を合わせて10月29日を「福とらの日」に制定。会長を務める草野清貴相馬商工会議所会頭(市観光協会長)は「料理は味と見た目が大事。誘客の目玉となるよう知恵を絞っていきたい」と話した。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line