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ボンズ11連勝、残り1分48秒で福井突き放す バスケB2

2025/11/11 07:30

【福島―福井】第4Q、3点シュートを放つ福島のワイリー<20>。チーム最多19得点で勝利に貢献した=宝来屋ボンズアリーナ

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)東地区首位の福島ファイヤーボンズは9日、ホームの宝来屋ボンズアリーナで福井を87―84で下し、連勝記録を11に伸ばした。福島は次戦の15日、アウェーのホワイトリング(長野市)で信州と対戦する。午後2時5分開始予定。

 【経過】互角の展開が続き、福島は1点リードで前半を折り返した。第3Q終了時に72―74と逆転を許したが、最終第4Q、同点とした後にマニゴールトの2点シュートで勝ち越すと、ワイリーが3点シュートを沈め、突き放した。

 タフな試合、連勝に充実感

 福島が最終盤までもつれた接戦を制した。第4Q途中までリードを許したが残り2分を切ったところで逆転に成功、勝負強さを発揮した。チーム最多19得点を挙げ、最終第4Qの3点シュートで勝利を決定づけたSGワイリー光希スカイは「タフな試合だったが、連勝が続いてうれしい」と充実感をにじませた。

 福島はこの試合、序盤から苦しい展開が続いた。前日の試合から修正してきた福井に1対1の場面で抜かれたり、スクリーンを使ってノーマークの選手をつくられたりと、守備の穴を突かれての失点が続いた。前半を1点リードで折り返したが、第3Qに逆転され、連勝ストップが危ぶまれた。

 しかし第4Q、試合時間残り1分48秒でケニー・マニゴールトのシュートで2点を勝ち越すと、流れは完全に福島に傾いた。相手のシュートミスの後、ゴール左でパスを受けたワイリーが3点シュート。ボールはリングに吸い込まれ、相手を突き放す貴重なゴールとなった。

 次戦は東地区2位の信州。ワイリーは「連勝はうれしいが、気持ちを引き締めなければ勝てない強い相手。切り替えて望みたい」と決意を口にした。

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