「一枚岩になりきれなかった」。福島市長選で主要政党の推薦を受けながら、新人馬場雄基氏(33)の後塵(こうじん)を拝した現職木幡浩氏(65)。開票結果を受けて木幡陣営幹部がこぼした言葉が、両氏の支持基盤が入り乱れた今回の選挙戦の複雑さを物語っていた。 4年前と同様に自民、立憲民主、公明、国民民主、社民各党の地方組織や連合福島が推薦、市議の大半が支援した木幡陣営は盤石な態勢を固めたはずだった。告...
この記事は会員専用記事です
残り918文字(全文1,118文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。
