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円上昇、一時142円台前半 米財政懸念でドル売り優勢

2025/05/26 18:12

 週明け26日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=142円台前半を付け、4月下旬以来約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。米下院が減税政策を盛り込んだ法案を可決したことを背景に、米国の財政悪化懸念からドル売りが進んだ。

 午後5時現在は前週末比43銭円高ドル安の1ドル=142円88~91銭。ユーロは24銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円74~78銭。

 トランプ米大統領が米IT大手アップルに対してスマートフォンを海外で生産した場合は関税を課すと主張していることも投資家心理を冷やし、ドル売りを促した。一時は1ドル=142円24銭を付けた。

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