27日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が3営業日続伸した。終値は前日比192円58銭高の3万7724円11銭。朝方はマイナス圏で推移したが、午後に外国為替相場が円安ドル高方向に振れると、これを好感して輸出関連株を中心に買い注文が優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)は17・58ポイント高の2769・49。出来高は13億3109万株だった。
取引開始直後は前日までの2営業日で計500円超上昇した反動で、利益を確定する売り注文が先行。前日終値から一時100円超下落した。
その後は、円安による業績押し上げ期待が高まった自動車株などが買われた。