埼玉県八潮市で1月、県道が陥没しトラックが転落した事故で、地元の草加八潮消防組合は27日、死亡した男性運転手(74)=千葉県八街市=の救助活動を検証するため、有識者らによる検討委員会を設置することを決めた。「社会的影響が非常に大きいため、活動上の判断や内容について調査を行う必要があると判断した」としている。
同組合によると、検討委の構成は学識経験者や、消防、行政関係者ら約10人を想定。今後同様の事故や災害が起きた場合の活動体制や救助方法も議論し、早ければ年度内にも報告書を取りまとめる方針という。
事故は1月28日に発生。男性は当初、消防隊員とやりとりができる状態だった。