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熱中症搬送予測、全国に拡大 名工大がサイト公開

2025/05/28 19:28

 名古屋工業大のチームは28日、1週間先までの熱中症搬送者の予測人数が分かるウェブサイトの対象地域を47都道府県に拡大したと発表した。これまで東京や大阪など10都道府県に限定していた。全国で熱中症の搬送件数が増加傾向にある中、夏季の医療逼迫防止に向けた対策や学校の行事計画などに役立つとしている。

 チームは2013~19年の気象データと、約14万件の熱中症搬送者データを組み合わせて計算手法を開発し、24年7月に予測サイトを公開。今回新たに新型コロナウイルスの影響が少ない24年6~9月のデータも加え、より正確な熱中症リスクの評価が可能になったという。

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