来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け4月下旬から国連本部で開かれた第3回準備委員会に合わせ、渡米した「ナガサキ・ユース代表団」が28日、長崎市で報告会を開き、長崎大3年の今村陽さん(20)=熊本県出身=は「国際社会の最前線で活躍する方々の核なき世界の実現に力を尽くす姿に触れ、核廃絶の思いを改めて強く抱いた」と振り返った。
代表団の13期生6人が4月28日~5月2日、国連本部を中心にニューヨークで活動。海外の若者らと核廃絶に向けて核兵器の代替案を議論する関連イベントを主催したほか、準備委を傍聴したり各国の政府関係者と面会したりした。