出版取次大手の日本出版販売(日販)は30日付で、2025年上半期のベストセラーランキングを発表した。1位は鈴木のりたけさんの絵本「大ピンチずかん3」(小学館)だった。9位と10位にも「大ピンチずかん」シリーズがランクインした。
「大ピンチずかん3」は、日常で起こるさまざまな失敗やハプニングをユーモラスに描いた人気絵本の第3弾。今作から、ピンチの原因となった行為のうっかり度合いを示す「うっかりメーター」が登場した。
2位は両@リベ大学長さんの「本当の自由を手に入れるお金の大学」(朝日新聞出版)、3位は本屋大賞を受賞した阿部暁子さんの「カフネ」(講談社)だった。
取次大手トーハンも同日付で上半期ランキングを発表した。同社はシリーズをまとめて集計。1位は「大ピンチずかん」シリーズだった。
集計期間は日販、トーハンともに昨年11月20日から今年5月20日まで。