陸上のアジア選手権で男子110メートル障害を初制覇した村竹ラシッド(JAL)が31日、開催地の韓国から羽田空港へ帰国して取材に応じ、「得意の前半を抑えて、後半に加速できた。感覚を今後に生かしたい」と手応えを口にした。
決勝は13秒22で、自己ベストには届かなかったが「しっかり勝てたことはうれしい。やりたいレースはできたかな」と明るい表情。既に代表入りを決めている9月の世界選手権へ「まだまだ挑戦者の立場。臆することなく食らいついていきたい」と闘志を燃やした。
男子5000メートルで3位に入った森凪也(ホンダ)は「重圧がある中で力を発揮できたことは一番の成長かなと思う」と話した。