アルツハイマー型認知症の発症を公表した歌手橋幸夫さん(82)が先月31日、自宅から救急搬送されて入院し、一過性脳虚血発作と診断されていたことが2日、所属事務所への取材で分かった。意識はあり、命に別条はないが、1週間ほど病院で経過観察するという。
所属事務所によると、先月31日夜、橋さんは出演したコンサートから帰宅して荷物を運んでいた際「左手に力が入らない」と症状を訴え、救急搬送された。
橋さんは現在、同事務所の歌手とともにコンサート中だが、6月3、4日の公演は休む。その後については、体調を見ながら出演の可否を判断する。