3日午前の東京株式市場は、日経平均株価が反発し、一時200円超上昇した。前日の米国市場で主要な株価指数が軒並み堅調となった流れを好感して、買い注文が優勢になった。
午前終値は前日終値比76円18銭高の3万7546円85銭。TOPIXは3・31ポイント安の2773・98。
米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、平均株価への影響が大きい値がさの半導体関連銘柄が上昇。相場を押し上げた。
米中貿易摩擦の緩和期待も買い材料となった。米ホワイトハウスのレビット報道官が、トランプ大統領が週内にも中国の習近平国家主席と会談する可能性が高いと述べ、貿易摩擦への過度な警戒感が後退した。