中居氏側とやりとり控える　フジ第三者委「二次被害懸念」

　元タレント中居正広氏の「性暴力」を認定したフジテレビの第三者委員会は３日、中居氏の代理人弁護士とのやりとりを今後「差し控えさせていただく」とする文書を発表した。中居氏側が認定に反論する文書を３度公表していることに対し「被害者に二次被害を与える危険性があることを懸念している」とした。

　性暴力の事実認定に用いた証拠の開示も拒否。第三者委の見解については調査報告書や文書での回答などで説明しているとし「（中居氏側の）見解との間には、大きな隔たりがあり、埋め難いものであると感じた」と記した。