日本オリンピック委員会(JOC)は10日、非公開で理事会を開き、日本サッカー協会前会長の田嶋幸三氏(67)や橋本聖子元五輪相(60)を次期理事候補者として報告した。複数の関係者が明らかにした。ともに新会長の候補に挙がっている。26日の評議員会で新理事を選出し、同日中に新理事による互選で会長を決める予定。
理事候補者には、柔道男子の五輪金メダリスト、井上康生氏(47)や重量挙げ女子で活躍した三宅宏実氏(39)の他、カヌー男子の羽根田卓也選手(37)も新たに入った。
退任する山下泰裕会長(68)は理事候補者から外れた。三屋裕子副会長(66)は次期も理事候補者として名を連ねた。