5月に米国で4度目の王座防衛を果たした世界ボクシング機構(WBO)女子スーパーフライ級王者の昼田瑞希(三迫)が10日、東京都内で記者会見に臨み「勝って、今までで一番ほっとした。慎重になりすぎた反省はあるが、成長を感じられた」と喜びを語った。
WBO同級1位のカルラ・アイレン・メリノ(アルゼンチン)に最後まで主導権を渡さず、3―0の判定勝ち。所属ジムの三迫貴志会長は「指名挑戦者との試合をクリアし、選択肢が増えた。王座統一戦も視野に入れていく」と話した。
次戦は秋の予定で既に練習を再開しており、昼田は「誰と闘っても勝てるように、もっと強くなりたい」と貪欲だった。