世界初カラオケ機、歴史的偉業に　米学会「マイルストーン」認定

　カラオケの発明者の一人とされる根岸重一氏（故人）が手がけた世界初のカラオケマシンが、米国に本部を置く技術分野の国際学会、米国電気電子学会（ＩＥＥＥ）から歴史的偉業を顕彰する「ＩＥＥＥ　マイルストーン」に認定され、東京都内で１２日に式典が開かれた。開発から２５年以上たち、社会や産業の発展に多大な貢献をした技術などが対象となる。

　マイルストーンに認定されたのは、根岸氏が１９６７年に製造・販売したカラオケ機「ミュージックボックス」で、縦、横、高さがそれぞれ３０センチ程度の装置。マイクとテーププレーヤー、課金用コインボックスなどで構成される。