【ザグレブ共同】レスリングの世界選手権第3日は15日、ザグレブで行われ、男子フリースタイルは74キロ級決勝で22歳の高橋海大(日体大)がアルバニア選手に勝ち、初優勝を果たした。高橋が8―2とリードしていた第2ピリオド途中に相手が負傷のため棄権した。
同65キロ級のパリ五輪王者、清岡幸大郎(カクシングループ)は16日(日本時間17日)の決勝に進み、初出場でメダル獲得を確定させた。初戦の2回戦から勝ち上がり、準々決勝はロシア出身選手、準決勝はウズベキスタン選手を退けた。97キロ級の吉田アラシ(日大)は準決勝で米国選手に敗れ、3位決定戦に回った。
女子はともに非五輪階級で、59キロ級の尾西桜(日体大)が決勝に進出した。55キロ級の内田颯夏(日大)は準決勝で屈し、3位決定戦へ。
男子フリーの敗者復活戦では57キロ級の坂本輪(CWC)が負傷棄権し、非五輪階級で79キロ級の神谷龍之介(日体大)は敗退した。