東京電力は28日、新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み燃料138体を、青森県むつ市の中間貯蔵施設へ搬入したと発表した。昨年9月に続き2度目で、貯蔵は207体となった。東電は同原発再稼働に備え、保管場所の逼迫解消を進める。
東電によると、核燃料を収める金属製専用容器(キャスク)の新潟からの輸送は24日に始まった。27日に運搬船がむつ市の港に接岸。車両に積み替え、28日にキャスク2基の運び入れを終えた。
施設は「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」が運営。出資した東電と日本原子力発電の使用済み燃料を、再処理するまで一時保管する。
