連休明け4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比72銭円高ドル安の1ドル=153円58~60銭。ユーロは1円40銭円高ユーロ安の1ユーロ=177円04~08銭。
片山さつき財務相が閣議後記者会見で円相場について問われた際に円安をけん制したとの受け止めが市場で広がったことで、ドルを売って円を買う動きが強まった。
市場関係者は「日経平均株価が下落したことで投資家のリスク回避姿勢が強まったことも、相対的に安全な資産とされる円を買う要因となった」と話した。
