【エールのB面】風俗考証・刑部芳則さん(上) 中学生の頃から夢中

06/07 12:30

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おさかべ・よしのり 1977年、東京都生まれ。中央大大学院博士後期課程修了。現在は日大商学部准教授。専攻は日本近代史。朝ドラ「エール」の風俗考証を担当。著書に「古関裕而―流行作曲家と激動の昭和」「公家たちの幕末維新」など。

 主に大正、昭和の時代を舞台に描く朝ドラ「エール」。細部にこだわった制作が特徴で、オープニングのタイトルバックには毎回「考証」の専門家の名が出てくる。全話を通して「風俗考証」を担当している刑部(おさかべ)芳則さん(42)にまず、昭和史と共に歩んだ古関裕而や古関メロディーへの思いなどを話を聞いた。  昭和歌謡好き  時代劇の映画や番組で欠かせないのが、題材の適否を判断する「考証」という役割。主な業務は...

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