いわきFC・加藤選手、生駒選手と交流 広野のホーム訪問
09/23 07:35
サッカーJ2のいわきFCの加藤悠馬、生駒仁の両選手は21日、広野町特別養護老人ホーム花ぶさ苑を訪れ、入所者と交流した。花ぶさ苑を運営するときわ会グループの「社会福祉法人光美会」のほか、3施設も加わって制作した選手やクラブへの応援メッセージを記した横断幕が託された。
横断幕を作ったのは、4施設の計約160人。花ぶさ苑の入所者を代表して渡部芳子さんが「いわきFCの選手が喜ぶ姿を見るのがサポーターとしての喜び。人生の先輩として選手の皆さんに届けたい思いを記した。残りの試合も駆け巡って頑張って」と呼びかけた。
加藤選手は「応援を力に残りのシーズンを頑張る」、生駒選手は「もっと頑張って、サッカーで元気を伝えていきたい」と日頃の応援への感謝の思いを伝えた。
Jリーグやクラブが地域の個人や団体と連携して社会課題解決に取り組む「シャレン!」活動の一環。普段は周囲に支えられる人が地元クラブのサポーターとなり、支える存在になってもらうのが狙い。敬老の日に合わせ、Jリーグ20クラブが応援メッセージ横断幕の掲示などに取り組む。
いわきFCは29日、ホームのハワイアンズスタジアムいわき(いわき市)で行われる栃木SC戦で応援メッセージ横断幕を掲げる。「魂の息吹く還暦祝い」と題し、入所者が来場して試合前に選手にエールを送る。