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【2】最初はタヌキに見えた 会津鉄道芦ノ牧温泉駅長・小林美智子

2023/02/21 15:00

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芦ノ牧温泉駅の「ネコ駅長」就任が決まり、旧国鉄の帽子をかぶったばす。サイズもぴったりで、よく似合っていた

 会津鉄道芦ノ牧温泉駅(会津若松市)は、「ネコが働く駅」になるずっと前から「ネコがいる駅」だった。 私が駅長になった頃から、なぜか近所の子どもたちは捨て猫を見つけると、駅に連れてきた。だから駅は常にネコと縁があった。 1999(平成11)年6月、いつものように小学生が捨て猫を連れてきた。体毛が茶色で毛むくじゃらだったので、私は「タヌキじゃないの?」と思った。それが私と「ばす」との出会いだ。 この時...

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