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【6】今も守ってくれている 会津鉄道芦ノ牧温泉駅長・小林美智子

2023/02/25 15:00

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会津鉄道が開いたばすの社葬。私はひつぎに駅長の帽子を入れた

 「ばす」は鉄道員(ぽっぽや)らしい立派な最期を迎えた。 2016(平成28)年4月22日、午後10時27分発の最終列車を病床から見送った直後、駅員全員に見守られながら静かに息を引き取った。体調が悪化していたのに、最期に聞いた踏切の「カン、カン」という音にも反応し、背伸びしたのが忘れられない。 5月に入り、会津鉄道が開いた社葬には、全国から約300人のファンが集まってくれた。この時になっても私は、...

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