パラリンピックの自転車競技出場を目指す千葉県の青年がいる。 義肢装具士の松本航介君(31)。作業療法士として私が松本君と出会ったのは、今から10年以上前のことだ。 松本君は20歳の時にオートバイの事故で右脚を切断。集中治療室(ICU)に1週間入院し、医師からは「つえなしで歩くことは難しい」と宣告されるほどの大けがだった。 私は、作業療法士として働く松本君のお姉さんを介して本人と知り合った。けがや...
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