色弱で夢だったパイロットへの道を諦め、自分の将来の姿をあまり思い描けないまま高校生活に突入した。高校入試のための勉強をまったくしていなかったが、運良く、ぎりぎりで会津高に合格できた。 入学後に打ち込んだのがボート競技だ。同じ中学校だった友人から誘われての入部だった。細身だったためボートのこぎ手ではなく、「コックス」というかじ取り役を担った。会津高ボート部はだいぶ強く、インターハイでは決勝まで...
この記事は会員専用記事です
残り528文字(全文728文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。