家族の心身の健康を考え、海外生活を脱しないといけないと考え始めたのは2006年だった。日本では当時、自給自足の生活が流行し、テレビで取り上げられることも多かった。私は家族の健康を取り戻すため、自給自足の生活に活路を見いだそうとしていた。 しかし、現実は厳しかった。自給自足で子どもの学費などの金銭的な収入を確保できる見通しはなかった。それでも1年から1年半ほどにわたり、妻と話し合いを続けた。家...
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