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【3】繊細な工程に懐かしさ 会津山塩企業組合代表理事・栗城光宏

2023/06/07 15:00

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会津山塩企業組合設立時の工場。屋外に設置された3基の釜で製塩し、生産量は現在の5分の1の年間約1トンだった

 会津山塩企業組合の皆さまには申し訳ないが、志望理由は「面白そう」と「勤務条件」の二つだった。 会津山塩の存在については、組合設立時にニュースを見て知っていた程度。学校の吹奏楽部の外部講師としての活動は週末が多く、平日だけ働ける別の仕事も探していた時にたまたま見つけたのが会津山塩企業組合の求人情報だった。「土、日曜日休み」との勤務条件に引かれ、塩作りが一体どういうものなのかなど考えずに面接を受け、...

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