音楽の外部講師の活動に一区切りつけると山塩作りに本腰を入れるようになった。 組合に入って間もなく、生産効率の向上を目的に工場を移転した。従業員は2人から5人に増え、これまでの工場と比べて、できることもぐんと増えた。 移転前の工場は鍋で源泉の水を煮込む際にお湯をつぎ足す設備がなかった。このため火加減が難しく、何日間も煮込んだのに塩が取れず、失敗することもあった。移転後の工場は設備が整備され、火の加...
この記事は会員専用記事です
残り583文字(全文783文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。