死ぬまでに自分が納得のいく絵を描きたいという思いがある。 子どもの頃から絵を描くことが好きだった。小学校の時に賞をもらい、図画の教科書に採用されたこともあった。美術部には入らず、陸上部で県大会に出場するなど、体を動かすことも好きだったが、絵はずっと描いていた。 大学紛争の際の浪人時代に、絵の技法書で版画家浜口陽三氏の銅版画を見つけ、版画とは思えない繊細な技術に衝撃を受けた。本に書いてある...
この記事は会員専用記事です
残り629文字(全文829文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。