50歳を超えた頃、農業意欲が強まった。本宮市にあった実家は代々続く農家だったし、何より趣味が自然に親しむことと、家庭菜園や木工に精を出すことだった。 ただ、農地の取得は農地法で新規農家の許可を得なければ実現できない。当時は日本行政書士会連合会などの活動が忙しく、従事できる環境にないため許可を得るのは難しかった。 日ごろから「ぶれずに進む」ことを家族や社員に話してきた手前、ここでひるんでは...
この記事は会員専用記事です
残り738文字(全文938文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。