今の私があるのは、ポーランドでの生活があったおかげだ。 美術教育を研究した大学院生時代、ある葛藤を抱えていた。「主体性がない」。自分で何かを決断することが苦手だった。アートは自己表現の世界であり、創造性や個性を発揮するから輝きを放つ。 しかし、私は普段の生活も作品と向き合うときも、いまいち思い切ったことができなかった。克服するため「身体論から見た美術教育の可能性」という研究テーマで五感を使って感...
この記事は会員専用記事です
残り580文字(全文780文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。