「大変です。まだゼロです」。1996年12月、Jヴィレッジ開設に向けたプロジェクトに関わるスタッフが声を上げた。私はJヴィレッジの副社長として、翌年7月のオープンを目指しスタッフと共に業務に取り組んでいた。オープンの日が近づく中、グラウンドを使いたいというサッカーチームからの予約が全く入らず、スタッフに焦りが募っていた。「お知らせを郵便で送るだけでは駄目。電話をしてお客さまの意向を確認しよう」。...
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