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【3】祖父と父の背見て育つ  押田製材所社長・押田洋平

2024/02/28 08:30

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父明男(左)と私。父の背中を見ているうちに、自然と店を継ぐ考えを固めていった

 朝6時に木材を求める地域の大工さんが自宅に集まり、一緒に朝食を食べているのが当たり前の光景だった。 創業者の祖父義雄は朝食を食べ終えると、大工さんとともに仕事に出かけていた。2代目となった父明男も懸命に働き、夜の付き合いや休日のゴルフなどお得意さまとの関係づくりにも手を抜かない人だった。 会社のために一生懸命働く2人の姿を見ていたが、小学生の頃の将来の夢は、サッカー選手またはプロ野球選手になるこ...

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