福島県沖で本格操業に向けた移行期間の操業が2021年4月に始まってから、4年を迎えた。各漁協が操業日や規模を拡大しながら水揚げ量を増やしているものの、沿岸漁業の水揚げ量はいまだ東日本大震災前の3割弱にとどまる。漁業者の減少や海洋環境の変化などを背景に以前の水準への回復は厳しい状況。関係者は他県沖での操業再開を鍵に挙げ、漁業の復活を目指している。 「はい、サバー」「アジはこれで最後だよー」。いわき...
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