いわき市を代表する新たな産品を選ぶ「新いわき産品フードコンテスト」の最終審査が12日、同市で行われ、グランプリにしんごSUN(同市)の「芳醇(ほうじゅん)プレミアム 小名浜たこせんべい」が輝いた。準グランプリには長久保食品(同市)の「いわきの採れたて野菜しあわせの美人ピクルスぷるぷるとまと」が選ばれた。
両商品は、いわき観光まちづくりビューローといわき商工会議所がギフトショーなどで優先的にアピールし、販路拡大を目指す。
応募があった32商品のうち、書類審査を通過した14商品を商品開発の専門家や大手百貨店のバイヤーら12人の審査員が地域性、創造性、市場性、品質、デザイン性の5項目を各5点満点で評価した。今月上旬に実施した一般消費者対象の試食審査結果も加え、受賞商品を選んだ。
しんごSUNの馬上新悟社長は「名誉ある賞をいただいた。いわきを盛り上げるためさらに精進して頑張る」と喜びを語った。長久保食品の篠原福一社長は「今後も新商品開発に取り組み、全国に発信していく」と述べた。