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大波兄弟の取り組み、固唾をのんで見守る 福島駅前でPV

2025/09/15 09:15

若隆景の取り組みを見守る大波さん(左から2人目)ら

 大相撲秋場所初日の14日、福島市のJR福島駅西口駅前広場でパブリックビューイング(PV)が行われた。大関昇進を目指す若隆景、幕内で活躍する若元春の大波兄弟の取り組みを、市民や大相撲ファンが固唾をのんで見守った。

 若元春の勝利で沸いた市民らは、兄弟そろっての初日白星を願って、若隆景の取り組みを食い入るように見つめた。若隆景が押し出されると、直後は落胆も広がったが、大関昇進を信じて、今後の取り組みに期待する声が広がった。

 父の大波政志さんは、若隆景の一番について「かなりの緊張が伝わってきた。腰が浮いていて、いつもの相撲ができなかった」と唇をかんだ。「大関昇進がかかる今場所は、相手とではなく、自分との戦い。気持ちを切り替え、自分の相撲を早く取り戻してほしい」と話した。

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