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大玉村産米をブランド化、五つの条件定め 17日から販売開始

2025/10/02 10:50

「あだたらの恵」のロゴマーク

 福島県大玉村は1日、食味値の高さや環境に配慮した栽培方法など五つの条件を満たした村産米をブランド化すると発表した。ブランド米の名称は「あだたらの恵」に決まった。17日から、同村のあだたらの里直売所で販売を始める。ブランド化により優良な産地として認知度を高める狙いがある。

 村や生産者、県などでつくる村産米ブランド化推進委員会は、1等米で食味値84点以上や、生態系に影響を与えない栽培方法の実践などの条件を定めた。主力品種のコシヒカリなどが対象になると想定している。

 本年度は村内の農家3人がブランド米の栽培に取り組み、計約6トンの収穫を見込んでいる。ブランド米は食味値84点以上と同88点以上などの「特等」に分けて販売される。ふるさと納税の返礼品にもなる予定だ。

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