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ヒラタケとしてもらい調理…毒キノコ「ツキヨタケ」だった、川俣で3人食中毒

2025/10/09 07:22

 福島県は8日、川俣町の3人が毒キノコ「ツキヨタケ」を食べて食中毒になったと発表した。3人の体調はすでに回復している。毒キノコによる食中毒の発生は今年初めて。キノコの採取シーズンに合わせ、県が注意を呼びかけている。

 県によると、毒キノコを食べたのは50代女性、60代男性、70代女性で、6日午後7時半ごろ、知人からヒラタケとして譲り受けたキノコをバターで炒めて食べた。約1時間半後に下痢や嘔吐(おうと)の症状が出たという。

 県北保健所などの調査で、3人が食べたのは嘔吐や腹痛、下痢などの症状が現れるツキヨタケだったことが分かった。ツキヨタケの特徴は【図】の通り。県は、判別できないキノコは採らない、食べない、人にあげないことを徹底するよう求めている。

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