郡山市の商・工・農・観光・福祉・文化が一堂に会する「こおりやま産業博」は11日、郡山市のビッグパレットふくしまで一般公開が始まった。市内外の159社・団体が出展し、それぞれの商品やサービスを発信している。12日まで。同市、郡山商工会議所、JA福島さくら、郡山地区商工会広域協議会でつくる実行委員会の主催。
「つながる産業、広がる未来」がテーマ。「DX/未来」や「ものづくり」など10のゾーンに267ブースが並ぶ。eスポーツやチョークアートに挑戦できるコーナーもある。
このうち、郡山市に郡山工場がある保土谷化学工業(東京都)は、ポリマーやアロマを使ってオリジナルの芳香剤を作る企画を用意し、人気を集めている。
入場無料。時間は午前10時~午後4時。郡山市のAGCエレクトロニクス郡山カルチャーパーク駐車場から無料シャトルバスも運行されている。
発酵まつりもにぎわう
会場では、郡山の発酵商品の魅力を発信する「こおりやま発酵まつり2025」も同時開催されている。12日まで。郡山商議所などでつくる実行委の主催。
市内外の21社・団体がパンやみそ、紅茶、スイーツなどの商品を販売。みそ作り体験や発酵セミナーも開催されている。