東京都江戸川区の工事現場で複数回爆発があり、作業員や付近の住人ら10人が軽傷を負った事故で、地中60センチほどの深さにガスボンベが埋まっていたと作業員が説明していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は掘削作業でボンベに傷が付き、漏れたガスに引火した疑いがあるとみて調べている。
警視庁と東京消防庁は28日に現場検証し、地中の状況などを調べた。捜査関係者によると、ボンベから金属の溶接に使う「アセチレンガス」が漏れた可能性がある。警視庁は当初、爆発があったのは新築マンションの工事現場と説明していたが、一戸建ての新築住宅の工事現場だったと訂正した。