埼玉りそな銀行の福岡聡社長が9日までに共同通信のインタビューに応じ、起業や新規事業を手助けする創業支援施設と連携を拡大する方針を示した。関東周辺の1都10県を中心にネットワーク構築を図る考え。
これまで創業支援として、子会社が運営する複合施設「りそなコエドテラス」(埼玉県川越市)で、セミナーやビジネスコンテストを実施。福岡社長は「埼玉は東日本の玄関口と言われる。商流、人流、物流を活発にするため、より面積があればチャンスが広がる」と語った。
特殊詐欺の被害防止策として、金融機関が県警と情報共有する「埼玉モデル」にも言及。取り組みがさらに広がることを望んだ。