【上海共同】日系自動車大手3社の中国市場における5月の新車販売台数が9日出そろった。電気自動車(EV)などの品ぞろえを充実させているトヨタ自動車が前年同月比6・8%増の14万4900台となり、4カ月連続で前年同月を上回った。ガソリン車の比率が高いホンダ、日産自動車はマイナスが続いた。
トヨタは地方政府などによる買い替え促進策が引き続き後押しとなったほか、レクサスの販売が好調だった。
ホンダは16・8%減の5万5108台で16カ月連続の前年割れ。日産は4月に新型EV「N7」を発売し客足は回復したが、9・7%減の5万7998台で14カ月続けて前年を下回った。