3月に東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が走行中に外れたトラブルに関し、JR東日本の喜勢陽一社長は10日の定例記者会見で、現在応急処置として行っている金具で連結器を固定する対策に代わり、運転席からの簡易な操作で誤作動を防ぐ新たな対策を早ければ年内にも導入する考えを明らかにした。
JR東は車両の分離は電気系統の不具合とみて原因を調査中。並行して、運転席でスイッチを操作すれば、異常な電気信号があっても連結器を外すシリンダーに空気が送られないようにするシステムを開発している。今後、連結をする全車両に導入し安全性を高めたいとしている。