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米、ウクライナに「兵器送る」 トランプ大統領、防衛必要と強調

2025/07/08 11:23

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、ロシアの侵攻が続くウクライナについて「非常に激しい攻撃を受けている。自分たちで防衛できるようになる必要がある」と指摘し、主に防衛用の兵器を「送らなければならない」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。

 米国は国内の在庫逼迫を理由に、米国製の防空システム「パトリオット」用ミサイルを含む兵器のウクライナへの供給を一部停止している。トランプ氏はどのような兵器を送ることを想定しているか触れておらず、パトリオット用ミサイルが含まれるかどうかは不明。

 トランプ氏は、ロシアとウクライナの停戦に向けて注力していると強調。ロシアのプーチン大統領について、戦争を止めようとしていないとして「全く気にくわない。正直に言って失望した」と改めて批判した。

 ニュースサイト、ポリティコは7日、米国のケロッグ・ウクライナ担当特使が近く、ウクライナのウメロフ国防相とウクライナやイタリアで会談すると報じた。それを受け、米国が兵器供給の一部停止を解除する可能性があるとしている。

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