パトカー追跡のバイク衝突、大阪　運転の男性骨折、「適切な追跡」

　１７日午後９時５５分ごろ、大阪市鶴見区横堤の交差点で、信号無視の疑いがあるとして鶴見署のパトカーが追跡していたバイクと乗用車が衝突した。バイクを運転していた男性が頭や右脚の骨を折る重傷で、病院に搬送されたが命に別条はない。乗用車の男性は軽傷とみられる。

　署によると、近くの道路でパトカーがバイクを発見。信号無視したとして停止を求めたが従わず、赤色灯とサイレンを作動させ約１分間追跡した。バイクは再び信号無視し逆走したため、追跡を打ち切った。その後、巡回中の別のパトカーが乗用車と衝突したバイクを見つけた。

　同署は「適切な追跡だったと考えている」とコメントした。