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円上昇、一時145円台 2週間ぶり、関税懸念後退

2025/07/24 17:53

 24日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=145円台後半を付けた。2週間ぶりの円高ドル安水準。日米の関税交渉合意により、供給網が混乱するといった懸念が後退。日銀が追加利上げを判断しやすくなったことで日米金利差が縮小するとの観測が高まり、円を買ってドルを売る動きが優勢となった。

 午後5時現在は前日比32銭円高ドル安の1ドル=146円41~42銭。ユーロは08銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円20~24銭。

 日銀は30、31日に金融政策決定会合を開く。外為ブローカーは「日銀の物価上昇率の見通し次第では、値動きがありそうだ」と指摘した。

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