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船長が航路短縮と弁解は「虚偽」 知床観光船沈没訴訟で原告側主張

2025/09/04 18:59

 北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で乗客家族らが運航会社などに損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が開かれた札幌地裁=4日午後

 北海道・知床半島沖で2022年4月、乗客乗員計26人が死亡、行方不明となった観光船沈没事故で、乗客家族らが運航会社(斜里町)や社長桂田精一被告(62)=業務上過失致死罪で起訴=に計約15億円の損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が4日、札幌地裁で開かれた。会社側が書面で、桂田被告は男性船長=死亡=が航路を短縮し、途中で引き返すと理解していたと弁解したことについて、原告側は「これまでの説明と整合せず、虚偽だ」と批判した。

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