前橋市の小川晶市長は24日、臨時記者会見を市内で開き、市幹部職員の既婚男性とホテルで複数回面会していたと明らかにした。男女関係を否定した上で「誤解を招く軽率な行動だったと深く反省している」と陳謝した。出処進退については「第三者とも相談しながら考えたい」と述べるにとどめた。
自身は未婚で、男性が妻帯者と認識していたものの、ホテルでの面会は今年2月から10回以上に及んだと説明。「公私にわたる相談に乗ってもらっていた」と語った。ホテルまで公用車を使ったケースもあったという。
小川氏は弁護士出身。群馬県議を経て、2024年から現職。初当選を果たした同年の市長選では自民、公明両党推薦の山本龍前市長に大差をつけた。