【ワシントン共同】トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスでトルコのエルドアン大統領と会談し、ウクライナ侵攻を続けるロシアからの原油輸入を停止するよう求めた。「ロシア経済は今ひどい状態にある」と語り、停戦実現に向けて対ロ圧力強化の必要性を訴えた。両首脳はパレスチナ自治区ガザ情勢を巡っても協議した。
トランプ氏は会談冒頭、ロシアとウクライナの交渉仲介に関与してきたエルドアン氏に対し、和平実現に影響力を行使する方法として「最善策はロシアから原油やガスを購入しないことだ」と語った。ロシアはウクライナに対し「暴挙」を続けているが、最近は成果を上げていないとの認識も示した。