【北京共同】中国は1日、建国76年の国慶節(建国記念日)を迎え、8日までの大型連休がスタートした。政府は期間中に延べ23億6千万人が移動すると予想。中国では旧日本軍を題材とする映画の公開が相次ぎ、反日感情の高まりも危惧されるが、国外旅行先としては日本が依然人気となっている。
北京の天安門広場では1日早朝から国旗の掲揚式が開かれ、多くの人が集まった。
今年の連休は祝日の中秋節が重なったため、昨年よりも1日長い。中国政府の予測によると、ピークとなる連休初日の1日は延べ3億4千万人が移動。期間中は自家用車で出かける人が多く、延べ18億7千万人と全体の約8割を占めるという。